物語:小説
ハイファンタジーの雰囲気がする作品です。 序文を読んで、なぜかゲド戦記を思い出しました。 ロードス島戦記とか、久美沙織さんのドラゴンクエストのノベライズなども思い出したり。新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)作者:水野 良KADO…
「1Q84」に比べると、1人称から3人称に変わってはいるものの 昔の作品のテイストが割と出てて安心して読めました。 終わり方は少し不満ですが・・・。 「ノルウェイの森」とか「国境の南、太陽の西」とかを思い出したり。本作の中で繰り返し出てくる「…
辻村深月『ロードムービー』読了しました。この人の書く話はほぼ一貫して 生き辛い人が救われる話です。ものすごーく閉塞してて、 ここではないどこかに行きたいのに行けなくて 行き辛くてただ辛くて死にたくて…という状況にある人が何か神様のようなものに…
野尻抱介『南極点のピアピア動画』を読みました。 筆者はニコニコ動画上で "尻P" として動画を配信している方みたいで 日本にいるSF作家の中でも有数のニコニコ動画中毒者であるみたいです。その作者が書いた本作は、伝統的なSFのテーマ 軌道エレベーターや…
スティーブン・キング『死のロングウォーク』(扶桑社ミステリー)を読了しました。バトルロワイヤルものの古典的な名作との触れ込みで読んだんですが、久しぶりにものすごく没頭して読みました。ストーリーは単純で「ずっと歩き続けて下さい、立ち止まったら…
『天地明察』を今更ですが読了しました。筆者の冲方丁は自分にとってはジュブナイルSF(またはラノベ作家)で、『マルドゥック・スクランブル』『オイレンシュピゲール』等のダークな近未来世界で展開される秘密部隊同士の抗争がすごく好きだったんですが…
まだ買ってないのですが、読むのが楽しみです。
■意味を持つ風景、過去の記憶 「俺が言いたいことのひとつは、今でもよくそいつのことを思い出すってことだよ」とタマルは言った。 「もう一度会いたいとかそういうんじゃない。べつに会いたくなんかないさ。今さら会って話すことなんてないしな。ただね、そ…
というわけで、さっそく買ってきました。今から読みます。
・・・が、映画化だそうで。小説全体がイメージで出来てるというか、ふわふわしている本作品をどうやって映像化するのか、監督の力量が試されますね。トラン・アン・ユン監督の事はあまり知らないのですが楽しみです。 どんな作品だったか、気になって本棚か…
イギリスの田舎の私立学校で生活を共にした子供たちの少年時代と凄惨なその後を描いた長編小説。静かな文章に心をかき乱された。文体が村上春樹に似ているという指摘があったが、わかる気がする。淡々とした感じ、静かな空気が似ている。強い感情を抑制した…
おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)作者: 梶尾真治,鶴田謙二出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2000/09メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 99回この商品を含むブログ (73件) を見る戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)作者: 長谷敏司,CHOCO出版社/メ…