今日を楽しくする事と輝く未来を思い描くこと
明確に不満に思う事はそこまでないのだけど、毎日が何か楽しくない。そんな時どういう方向性で解決策を模索すべきだろうか?という事を最近つらつらと考えてます。
(それだけ人生に余裕があるって事でもありますが)
で、多分なんですが2つの方向性があるんじゃないかと。
(1)毎日を充実させる(経験価値を最大する生き方)
(2)将来の目標のために頑張る(ビジョン&目標ドリブンな生き方)
前者の筆頭は自分の中では、ライフスタイルプロデューサー村上萌さんで
『カスタマイズ・エブリデイ』という本を読んだのですが、
この本は本質的には経験デザインの本だと思います。
カスタマイズ・エブリデイ コーヒーは、ダブルトールノンファットエキストラホットラテ
- 作者: 村上萌
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経験デザインってなんぞや?というと、文字通り
面白い経験ができるように、経験自体を企画しようという発想です。(僕の中では)
最もわかり易い例としては、彼女とのデートプランを考えるとかになると思うのですが
要は具体的なシーン・シチェーション(夏の夜の公園で手をつないで、話す)をイメージして
それを要素(場所・時間帯・誰と一緒に?・どんな会話を?)にブレイクダウンし
実現させるために計画していくみたいな方向性です。
※経験デザインという言葉自体は僕は下記の本の影響で使うようになりました。
- 作者: トムケリー,ジョナサンリットマン,Tom Kelley,Jonathan Littman,鈴木主税
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デートではなく、毎日の生活をより楽しいものにするために工夫をするとしたら
どういう方向性になるのかというと、『カスタマイズ・エブリデイ』では
下記のフレームワーク?に従って、ストーリーを描いてみようと提唱してます。
ルール:5W1Hのうち、3つの要素を組み合わせる
具体例:
土曜日の朝10時に(WHEN)
海辺で(WHERE)
読書をする(WHAT)
文字にすると、なんだか特に新しい事を言っていない気がするのですが、
多分ですがこれを真剣に実践すると毎日はそれなりに楽しくなります。
なぜなら人間は繰り返しとしての生活に生きる動物であり、
特に忙しい社会人は休日を過ごす生活エリアから活動内容まで
一定のルーチーンの中を繰り返しがちだからです。
そうでなくとも、衣食住と良くいいますが、
これらの要素というのは大きく目には見えませんが私たちの生活の
快・不快に大きく関わってきます。
だから、毎日を豊かに過ごすという視点で
上記の事柄を継続的に試行錯誤&改善(contiunuous inprovoment)するだけで
人生というのはそれなりに楽しいものになるはずです。
どんなに大きな野望を持って、目標を持って生きるとしても
私たちが生きるのはあくまでも「今日」であり、
今日の生活が…1日を過ごした経験が豊かで充足的なものでない限り
その人生を幸福というのは難しいかもしれません。
だから、今日を豊かに行き、明日を豊かなものにしようとする。
そういう考え方が片側の極としてある気がします。
長くなったので、2つ目の方向性については次回に。。