そりゃー惚れるよね!/とある科学の超電磁砲S
取りためていたものをまとめて15話まで見たのですが
いやー面白かった!王道のヒーローものを超ウェルメイドに
きっちり仕上げた感じですね。作画もきれいだし安心して楽しく
見られます。
14話が好きです。本当にベタベタなんですが、あざとさを感じさせないぐらい
演出がきちんとできていすごく良かったです。
以下、雑感
・社会人になって会社で働くようになると、割と誰でもどこかで痛感する事だと
思うのですが "なんでも解決してくれるママはここにはいない。" のですよね。
基本的に。つまり、「自己の抱える問題はある程度自己解決しないといけない」
という倫理観があるというのが一般的な感覚だと思います。
(勿論チームとして、個人がつぶれるリスクをどうヘッジしていくか?
という話はありますが、それは別テーマ)
・・・特に自分のミスで大きなトラブルを発生させてしまった時に
ボロボロになりながらも問題にコミットし、心が折れそうになった時に
"誰か助けて" と思うような経験というのは割とポピュラーな感覚だと思っていて
そういう時に、誰かが助けてくれたり寄り添ってくれたりしたら、
「どうしてそこまでしてくれるの?」と思いつつも、そりゃー惚れるよね!
・「自分のために捨て身で問題解決にあたり、ボロボロになりながらも問題を解決してくれる
ヒーローを見てたら、自我の牢獄(孤独)から開放されて好きになった」
という話が、考えて見ると多い。化物語とか、俺妹とか。
ハーレムものにおけるヒーローの基本像として確立された印象。
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・上条さんに出会うまでの、美琴は組織VS個人の構図で戦ってしまっているので
割と無理スジ。(そお方向に行くと、衛宮切嗣@fate zero的にテロリストになる
道しか残っていない。)そこから、仲間がいる→組織がある、という発展系が
あるのかなーと。群像劇系というか。ログホライゾンとかは、
仲間と組織の中間形態を描いているようにも見られる。
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・黒子、初春、さてんさん、全員そうなんですが、友人のことを心配しつつも
友人のためを思って、それを出したり、追求しようとせずに、寄り添おうとしてて
すごく良い友達。