中世から近世を結ぶ導線とは何か？／軍靴のヴァルツァー(3)

漫画　『軍靴のバルツァー(3)』読了しました。作者があとがきで書いているように１９世紀の近代化の過渡期を描いてる漫画です。戦争で言うと、騎士が馬に乗ってサーベルやら槍やらを振り回してた時代から、ＷＷ１に代表されるような戦車・飛行機・歩兵に変わっていく流れを丁寧に追ってて、頭の中の世界の歴史の空白地帯を埋めてくれるような感じになってます。３巻では、鉄道事業が出てきますが、「鉄道で国家と国家を接続する事が国家の安全保障にとってどのような意味を持つのか？」「経済の面で見ると鉄道は地域に何をもたらすのか？」等々かいててなるほどーと思いました。次巻も購入予定です。