その意志は血の色をしていた・・・ 『G戦場ヘヴンズドア』 日本橋ヨヲコ

何となく、色々考えるところがあって再読してたんですけどこれもやばい!ほんとに震えます。




G戦場ヘヴンズドア 3 (IKKI COMICS) - 日本橋 ヨヲコ


この漫画の本質は、巻末のあとがきに転載されてた歌詞「Red Bloody The Will Is」という所につきると思ってます。


つまり、安全ラインから飛び出てキズだらけになりながらも自分の意志を形にするために命を懸けて戦うことこそが、表現行為であり表現者の生き方とは、そうあるべき。


(上記の生き方ができているか否かという枠で登場人物は全て裁かれます。だから、インスピレーション云々と話す、有名漫画家の生き様は否定されます。同様に、作家性を安全地帯から語る友人の漫画家たちも否定されます。)


そういう生き方は本当に苦しい。。。自分で自分を傷つける様な生き方だから。。。


でも、そういう地帯でやってきたもののみが味わえる世界がある。


それは本当に素晴らしい世界。僕達にとってのヘヴンズドア。


魂をふるわせてくれる友とその地平で戦えるのなら僕はもうこれ以上、望むものはない。


・・・。


ご馳走様です。大満足です。また元気がなくなったときに読みたいと思います。