本と暮らす生活 『本屋の森のあかり』 磯谷 友紀



本屋の森のあかり 1 (講談社コミックスキス) - 磯谷 友紀


なんとなく、タイトルとカバーに引かれて購入。金魚屋みたいなのをイメージしてたんだけどいくぶん違いました。


金魚屋が「本のおもいで」をノスタルジックに語るスタイルなのに対しこっちは出版業界の中の本屋という世界で生きる人の生活を書いてる。



本に関わる商売をすると、本を読む時間や気力がなくなるというのが自分の本屋さん(古書含む)に対するイメージなんだけど


割と地に足ついた、働く風景みたいなのがそれなりに楽しそうに展開されてて「あー案外楽しいのかもな」とちょっと印象変わりました。まあフィクションなんだけど笑


出てくる作品がケストナーナルニア、エンデ、ロビンソンクルーソと子供の頃に読んでた本が多く懐かしかった。


他にも、江戸川乱歩とかホームズとかズッコケ三人組とか好きで小学校の帰り道にニノミヤキンジロウよろしく読んで帰ってました。時々車にひかれそうになったり笑


地味だけど淡々と面白いです。本が好きな人は読んでみてもいいかも。