戦略とは何? 何で必要なの?



あたらしい戦略の教科書 - 酒井 穣
■目標設定編/目指すべき所と今いる所


1.こうなったら良いなという絵(地点?)
2.現在地点
3.現在地点→目標地点の距離


この3つがそろっていて、
はじめて目標とか、計画とか、が機能する
最低限の状況が整う。


1−3番全てが数字で数えられる要素で
表現できると、ふわっとしたイメージだった全体像が
より明確というか現実的になってよい。


※目標地点が遠すぎるとイメージできなくなって
やる気がなくなる。ちょっと一定時間がんばると
到達できる、みたいな小目標が一番やる気がでて良い。


※一言でいえるくらいシンプルな方がいい。
  難しい説明が必要な目標やコンセプトはたいてい
  失敗する。


■戦略/少しずつ差を埋めてい


目標を達成するために、どーしたらいいの?
手盛ちのカードをどう使っていくの?みたいな話。


※前述の目標設定を飛ばして、漠然と
「もっと〜したい」みたいな設定をすると
焦点がぼやけがち。何をしたいのかわかりにくい、
話していて気持ち悪い。


ドラクエとかFFとかのRPG
 でボスが強すぎて倒せないときに
 レベルを上げるとか、強い武器防具を揃える
 みたいな発想が近い。勿論、そんなことを意識して
 ゲームやる人なんてほとんどいないと思うけど。
 ※よくある低レベルクリアの記事も、そういう視点で見ると面白い。)


■実施・レビュー/過去を振り返る


前提として、計画や戦略に使う能力と
このフェーズで使う能力は違う。
だから、計画を立てて戦略も作ったから
これでいけるっしょー、みたいに感じると
あとで大抵上手くいかなくなる


愚直にやるというのが、まず難しい。


また予定外・計画外のことが出たときに
対処し、必要とあらば計画を書き直すのはもっとめんどくさい。


レビューして進んでいない場合は開き直って
またゼロからはじめるくらいの気持ちでやったほうが
長続きするし、より目標に近づく。