はじめての課長の教科書

■価値観の通訳に使用するフレーズとして、「顧客第1主義」は便利。

大学の時、演劇部に所属していて色々なポジションで動いていたのだけど、一番任されることの多かった仕事が、本書でいう所の「価値観の通訳」だった。明らかに価値観の違う、部署同士または人間同士のコミュニケーションを円滑にするために間に入って、お互いに「相手はこうだからわかってやってよ」というような仕事。その時に、「組織というものは、様々な人間がいるために摩擦が必ず生じる。だから、こういう仕事は必要悪だ。疲れる仕事だからしょうがない。でも、しんどいなあ・・・。」とよく思った。本書で紹介される課長という仕事はその延長戦にあるものなんだと思う。


で、そういう風に、意志疎通のために通訳する際には、やっぱりみんなをくくる共通の目標的なものが必要なわけで、それが会社では顧客第一主義なんだと理解しました。・・・と眠いのでここまで。