スクール・オブ・ロック



スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] - リチャード・リンクレイター

スタッフロールの光景を眺めていたらなんかすごく泣けてきました。
すごく幸せな光景がそこにありました。

正直、音楽で世界が変わるなんて思わないですし
「お前は世界一のギタリスト」なんて言葉は
やはり嘘だと思います。世の中そんなに甘くないので。

でも、多分そんな指摘は野暮だと思うんですね。生徒にとっては。

「お前はクールだ、最高にかっこいい。自信を持て」
あの時あの場所で、先生がそんな風に声をかけてくれて
それですごく勇気が出たこと、世界が変わったこと…

そして、その時の気持ちが胸の中でいき続ける限り…
今日も世界は、あの時の色鮮やかな姿のまま
そして僕は胸高らかに自由を歌うんだ。
音楽は終わらない。さあ、次の演奏を始めよう。

みたいな妄想をしました笑

閑話休題

最近、北方謙三の『水滸伝』を読んでいてすごく思うのは、
やっぱり人生には夢が必要だ、ただ毎日を生きるのは辛すぎる
という事です。

別に、たいそうな夢じゃなくていいんです。

ただ、とにかく、何かに熱く心をたぎらせて
命を輝かせるような生き方をしたい・・・
いつだって熱中して笑っていたい・・・
没頭していたい、そう思うのです。

はるか遠くの何か強い憧れを
心を震わせる何かを目指して・・・
そういうのがいいなあ・・・と。

そんなことを、思うこの頃です。